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15年が経ちました! -- 自分について

そして、私のことを少し。

2012年からは、それまで派遣で働いていた職場で、嘱託という身分で、別の部署で働くことができました。
大好きな職場だったし、人も仕事が大好きで、20~21時過ぎまで残業という日々が続いてもまったく苦になりませんでした。でも、帰宅して猫のお世話をした後は、ご飯を食べながら床の上で寝てしまい、2時頃起きて、お外の子たちにまたご飯を上げに行って、ようやく布団で寝て6時過ぎに起きて冬でもシャワーを浴びて仕事にいく日々が続いていました。この生活がいけなかったのか、もとからこうなる運命だったのかわかりませんが、2017年初めから、体調が悪くなりはじめました。それでも、病院には行かず、転職(以前の職場の嘱託は5年満期でした)も成功して、ここが最後の職場になると思っていました。
体調不良は転職のストレスかと思っていたのですが、どんどん悪くなっていきました。秋になってようやくクリニックを受診したのですが、良くならず、耳鼻科や内科、眼科などを転々とし、ようやく大学病院に辿り着きました。最初の検査では、異常無で、精神的なものと言われました。恐ろしい病気を考えていたので、ほっとしました。精神的なものと分かれば、これでよくなると思ったのです。でも、良くなるどころかひどくなる一方でした。それで、もう一度、大学病院を受診しました。そうしたら、なんとまさかの「難病」でした。珍しい型だったため、最初の検査では異常はでなかったのです。
2週間後に入院しました。このとき、落ち着いた判断ができなくて、仕事を辞めてしまいました。今でも、辞めずに休職すれば良かったのにと後悔しています。

入院して病室に入って直ぐに、意識がなくなりました。先生から「自発呼吸ができるようになったので、人工呼吸器を今から外します。」という声で起こされました。集中治療室のベッドで、10日くらい寝ていました。呼吸筋の力が落ちていて、正常の半分くらいしか呼吸ができてなく、入院していなかったら後2~3日で亡くなってしまっていたかもということでした。また、この間に、血圧も下がって危ないということで、家族が呼ばれたそうです。
でも、もとが丈夫なんでしょうね。集中治療室を出て一般病棟に戻ってからは、先生たちが、回復力に驚いていました。2か月半入院しました。原因不明の難病のため、治ることはほぼなくて、おそらく一生対処療法の薬を飲むことになります。でも、入院前の症状がほぼ消えたので、普通に暮らしています。

それから4年経ちました。早く仕事を探したいと思いながら、行動に移せなくなってしまい、ほぼ引きこもり。でも、来年こそ、コロナもかなり収まると思うし、何か仕事ができればと言うか、やらなければだめです。難病持ちのおばさんなので、難しいでしょうけど。それを考えるととても、苦しいし不安になります。
入院中は、同居人がいるので、お外の子へのご飯やむっちゃんのお世話の心配はありませんでした。でも、生活は厳しい…。

これが、前回の投稿から、今までの生活でした。
そして、経済的なことや病気などを考えると、むっちゃんが私にとって最後の猫となります。
いつかは、多少の不安はあっても、毎日を、小さなことを楽しみながら生きていけるようになればと思います。

ブログを通して多くの方に助けていただきました。今頃ですが、本当にありがとうございました。
皆様と動物たちが、健康で幸せで楽しい日々を過ごせますよう、願っています。
15年が経ちました! -- 自分について_f0039288_15582293.jpg
この中に、四つ葉のクローバーがあります。



by cat-in-wonderland | 2022-07-05 16:01 | 15年後 | Comments(6)

Commented by kennsu0120 at 2022-08-03 11:50
https://kennsu0120.exblog.jp/32118996/

写真載せました。
Commented at 2022-08-04 06:37
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by cat-in-wonderland at 2022-10-03 13:09
> kennsu0120さん

ありがとうございます。

一番下の茶色に白の水玉の毛布に寝ている子、むっちゃんの小さいときときょうだいに似ています。
kennsu0120さんが猫が嫌いだったなんて…!
そういえば、私も子供の時は犬好きで、猫にはそれほど興味はなかったです。
猫の魅力は大きいですね。一緒にいるだけで幸せでいられる。でもその分、失うことはとてもつらいし、ちょっとしたことで心配ばかりしています。
Commented by cat-in-wonderland at 2022-10-03 13:20
> 鍵コメさん

自分が猫よりも先に逝くのではなく、猫を見送ることができて良かったと思いますが、そのたびにつらいですね。どうか、苦しまずに逝って欲しいし、できるだけ長く楽な体でお気楽に生きて欲しいです。
私はちっちーの状態をもっとちゃんと見極めるべきでした。できるだけ長く一緒にいたいために、相当つらい思いをさせました。私が集中治療室のベッドで人工呼吸器を挿管されて、体中に管が刺さっていた時、少し意識が戻った時がありました。その時に、猫にこんな苦しいことさせちゃいけないって、思いが頭を駆け巡りました。

フェイスブックはやっていないのですが、検索してみますね!ありがとうございます。
鍵コメさんもお体を大事にしてくださいね。


Commented at 2022-10-15 14:13
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by cat-in-wonderland at 2022-12-29 15:29
>鍵コメさん

またまた、返信が遅くなってごめんなさい💦
また、コメントをありがとうございます。

今月はお誕生日でしたね。おめでとうございます!
猫って、なまいきでわがままで、それでいてなんてかわいい生き物なんでしょう。
猫と一緒に生きるって、幸せでもあるけど、必ず来る別れはつらいですね。

良いお年をお迎えください。
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